日陰でもじっとりと暑い夏の日。長男が小学校に行っている間にちびっこ二人と電車とバスの博物館へ行ってきました。
電車とバスの博物館とは
こちらの施設は東急電鉄が運営する、東急の電車とバスをテーマにした施設です。
東急電鉄の歴史から、実際に走っていた鉄道車両、バス車両の展示もあり見て学び、乗って楽しむことができます。東急電鉄、バスにかかわるお仕事の紹介もあり、運転士をはじめ鉄道の保守点検作業のお仕事紹介などの展示があります。他にも、クイズを楽しんだり、ジオラマを走行する鉄道模型を見て楽しんだりすることができます。
電車とバスの博物館【基本情報】
住所 | 〒216-0033 神奈川県川崎市宮前区宮崎2丁目10−12 |
電話 | 044-861-6787 |
営業時間 | 10:00~16:00(最終入館15:30) ※コロナ禍のため当面は短縮営業(2022年7月現在) |
休館日 | 毎週木曜(木曜が祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日) |
入館料 | 大人(高校生以上):200円 小人(3歳から中学生):100円 |
有料設備 | 8090系運転シミュレーター:300円/1回 Nゲージパーク:200円/20分ごと |
アクセスはこちら
車で行くと駐車場がないため近くのコインパーキングを利用するしかありません。20分200円前後がこの周囲の相場でした。
電車がやはり便利で、東急田園都市線宮崎台駅の改札を出て正面にあります。
おすすめポイント
- 雨の日でも安心、駅直結で濡れずに移動も可能
- 鉄道・バスの運転シミュレーターでは運転士気分を満喫できる
- ドアの開閉など普段できないことの体験コーナーあり
電車とバスの博物館へ
我が家はちびっこ2人を連れて電車で向かいました。東急田園都市線の宮崎台駅まで向かいますが、この路線は東部スカイツリーラインと東京メトロ半蔵門線が乗り入れているため、遠いところからでも少ない乗り換えで行くことができます。
駅へ到着です、乗ってた半蔵門線の車両に手を振って見送ります。
宮崎台駅です。各駅停車しか止まりませんので、急行を途中まで利用する場合は鷺沼(さぎぬま)駅か溝の口駅で各停へ乗り換えてください。渋谷から各駅停車で約25分程で着きました。
駅の改札を出るとすぐに博物館の入り口がありました。館内食事ができないため、駅構内のパン屋さんで腹ごしらえして入ります。
電車とバスの博物館へ入館~三階フロアへ
2022年現在B棟は新型コロナウイルスの影響で閉鎖中です。飛行機があったり、プラレールで遊べたりと楽しそうなのですが残念です。
入館してまずは3階のショップでスタンプラリーに申し込みしました。スタンプ帳は一冊200円です。景品は写真のサンシェードでした。また、Nゲージの運転操作の予約ができます。入館して予約をした時にはもうお昼まで予約は埋まっている状態でした。
そして、入館した時に8090形のシミュレーターを予約することをお勧めします。人気のため予約がいっぱいになってしまう可能性があります。
入ってすぐのところにジオラマがあります。東急の鉄道の一日が分かるプログラムが定期的に上映されています。横浜の街も再現されていました。
今の駅の面影はない中目黒駅の模型です。終点の駅だったんですね。
少し進むとまた大きなジオラマがあります。一周ぐるっとジオラマを見てまわれます。
運転士や、鉄道整備員のお仕事について紹介されていました。クイズがあって知らないことばかりでした。
ジオラマの一部で渋谷駅が再現されています。(実際とは程遠いですが・・)地下に入線してくる車両に三男はにこにこです。
ここにあるジオラマの車両は運転する事もできます。一周二つの駅に停まるのですが、これがなかなか難しい。
電車とバスの博物館、一階フロアへ
一階に降りるとバスの展示や鉄道シミュレーターがあります。
三男はバスが好きです。はーい発車しまーすとハンドルを回していました。
行き先の方向幕を操作できるコーナーです。隣にはデジタルに移行した行き先表示の変更ができ、実際のアナウンス付で楽しめる展示です。
こちはらCGシミュレーターです。田園都市線の駅を二駅間選んで運転できます。駅の選択は渋谷など人口密集地を選ぶと区間は短いですし、シミュレーターも地下を走ってしまうため途中駅の方が面白いです。
デハ200形です。玉川線を走っていた路面電車でした。
バスの後ろには信号機が。次男は青になるまで渡らずに待っているのですが、残念ながら押しボタン式でした。
8090形シミュレーターです。入館時に予約するのを忘れてしまい、体験時間が閉館間際しかなかったので諦めました。
8090形シミュレーターは実写の映像です。運転台も本物ですし、間違いなく運転士気分になれます。
電車とバスの博物館、二階フロアへ
二階のフロアにはデハ3450形の車両があり、運転台の操作体験とドアの開閉体験ができました。ここでは次男が運転士、三男が車掌でドアの開閉とアナウンスを担当しました。
Nゲージ運転体験(三階フロア)
Nゲージの運転体験です。鉄道模型は値段が高いですし、繊細なので手が出せません。こういう場で遊べるだけでもありがたいです。
まとめ
猛暑の中お出かけをしましたが、屋内施設のため快適に遊べました。実際走っていた車両に乗れるだけでなく、小さな街を走る鉄道模型を眺めるだけでも鉄道好きの子どもたち(小鉄)にとっては楽しめる場所です。
帰りは当日入館券を提示すると、宮崎台駅のフードモールでお得な割引が受けられます。我が家はタリーズコーヒーでランチをして帰りました。