子どもたちの夏休み最終日。東京湾納涼船に乗ってきました。
東京湾納涼船とは
東京湾納涼船は東海汽船が7月から9月初旬まで運行している、東京湾のクルージングです。クルージングといっても運行される船は、伊豆大島の航路を就航している大型客船のさるびあ丸が使用されます。
東京湾納涼船基本情報
乗船期間 | 7月1日〜9月11日(2022年度) |
乗船場所 | 竹芝客船ターミナル 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目16−3 |
乗船料金 | <乗船券のみプラン> 大人 1500円※ゆかた姿で500円割引 小人 500円(〜小学生まで 小学生以下無料) <レストランプラン> 席+料理+飲み放題(一部有料) 大人 5000円 小人 4500円 <洋室プラン> 席+料理+飲み放題(一部有料) 大人 4500円 小人 4000円 <和室プラン> 席+料理+飲み放題(一部有料) 大人 4000円 小人 3500円 |
乗船時間 | 19:15〜21:00(18:50頃から乗船開始) |
予約方法 | 電話もしくはWeb予約(https://www.nouryousen.jp/payment/) ※レストランプラン、洋室プラン、和室プランは電話予約のみ |
Web予約は日によってすぐにいっぱいになってしまいます。またWeb予約後数日以内に支払いがないと自動キャンセルとなってしまうため注意が必要です。
反対にキャンセルがちらほら出るため予約がいっぱいでも空きが出る可能性が高く、マメにチェックしてみて下さい。
クルージング航路
クルージング航路は竹芝桟橋を出港し、レインボーブリッジの下を通って羽田空港やゲートブリッジなどを望みながら東京湾内を周回します。
竹芝客船ターミナルへのアクセス
鉄道を利用の場合はゆりかもめの竹芝駅が直結で便利です。
車を利用する場合は近くにタイムズの駐車場があるためそちらを利用するのが便利です。
タイムズの駐車場は近くにいくつかありますが、「ニューピア竹芝サウスタワー」に停めると客船ターミナルまでエレベーターで上がれます。料金は1時間660円で、本来は近くに提携駐車場があるのですが納涼船は対象外となっています。
竹芝客船ターミナル
この日は三太郎には船に乗ることを内緒で連れてきました。長男は夕方見たいテレビがあったとややご機嫌斜めです。
客船ターミナル内に入ります。まだ三太郎は船に乗れると思っていませんが、次男がここ船乗るところー?船に乗りたい!と思惑通りの要求が始まりました。
ターミナル内には浴衣を着た大学生くらいの男女がいっぱいでした。女性の方が圧倒的に多い印象です。ターミナルには浴衣のレンタルショップがあります。
出港までこれから乗るさるびあ丸を眺めます。竹芝桟橋からはお台場、レインボーブリッジなども見えて景色が良かったです。
乗船チケットを手に乗船口へ並びます。さすがに三太郎も船に乗れることを察してテンションアゲアゲです。
さるびあ丸乗船
さるびあ丸へ乗船後は我が家は乗船券のみのプランのため6階のデッキへ誘導されます。レストラン、1等客席、2等客席はセットプランを購入している方のみ入れるようになっています。
乗船券プランのみでもフードスタンドを利用できます。5階と6階にフードスタンドコーナーがありました。また6階の後方デッキにはステージがあり楽器演奏やミニライブが行われます。
船内はドリンクバーが2箇所設置されており、300円で飲み放題です。アルコールの販売もありましたが、我が家は5人分ソフトドリンクにしました。
フードスタンドメニューです。離島の食材を使ったメニューが多かったです。焼きそばやきゅうりの一本漬けは子どもでも大丈夫ですが、島とうがらしを使用したメニューは結構辛いため子どもにはやめておいたほうがいいです。唐揚げも辛くて子どもは食べれませんでした。大人はお酒のつまみに最高です。もつ煮は大人でもビリビリする辛さでした。
船内夜景の見える場所
子連れの場合はデッキにいることがほとんどだと思いますが、デッキがあるのは船の後方側となります。混雑するため場所選びが必要で、救命道具などで背の小さい子どもは夜景が見えなくなることがあります。
7階デッキは屋根がなく開けていますが、救命艇や救命ボートが設置されており子どもは夜景がほとんど見えません。
狙うべきは5階、6階の救命道具が設置されていない場所か、6階の後方デッキが夜景が見やすくおすすめです。※6階後方デッキは混雑しやすいため良し悪しがあります。
我が家は6階側面のデッキで、きゅうりの一本漬けをかじりながら出港を迎えました。救命道具等の隙間から東京の夜景を望みます。
出港後右舷に東京タワーが見えてきました。行き交う車やゆりかもめなど夜景が綺麗です。
少し進むとレインボーブリッジの下を通ります。この日はレインボーに光っていませんでしたが普段は見ない角度でレインボーブリッジを眺めて三太郎も満足そうでした。
貨物港エリアではキリンのような形のガントリークレーンが並んでおり、東京湾の風景を彩ります。
東京ゲートブリッジが望めるところまで船は進みます。遠くにはスカイツリーが見えており、ちょうどてっぺんが青色に光っています。
羽田空港近くでは離発着する旅客機が見れます。写真はちょうど着陸アプローチに入っているJAL機が船の直上を通過するところです。
7階デッキから望む東京湾の景色です。6階の後方デッキにいると180度見渡す東京の夜景が眺められます。
船内を探検
船内はデッキに比べて閑散としています。探検と称して次男を連れ回しに行きました。
2等船室の一部はフリースペースとして開放されています。ここへドリンク・フードを持ち込んで宴会することも可能です。
イベントスペース
イベントスペースではミニライブや演奏などが行われています。三男はサックスとベースの音楽に興味心身でした。
こちらは藤井恵さんのミニライブです。東海汽船のイメージソングを歌っているそうです。
ネット情報からクラブ音楽を流して歌って踊ってということも以前はあったようですが、そんなことはなく子どもたちでも先頭で見て楽しめるステージでした。
クルージングも終盤となりました。コンテナを船に積み込んでいる様子が見えてきます。
お台場のフジテレビと営業を終了したパレットタウンの観覧車が見えてきました。パレットタウンの観覧車、なくなるのがなんか寂しいですね。
帰りもレインボーブリッジの下を通って竹芝客船ターミナルへ帰港します。2時間弱の船旅でしたが子どもたちは飽きる様子はなく楽しめていました。
まとめ
ファミリー層でも楽しめるのかとの思いもありしたが、東京湾のクルージングを存分に楽しむことができます。料金もリーズナブルな価格で楽しむ事ができ良い夏の思い出となりました。