コロナ禍となる前には、冬に東武鉄道主催の鉄道イベントが毎年開催されていました。今回はその時の様子を紹介します。
東武ファンフェスタとは
東武ファンフェスタは、2005年から毎年開催されていた東武鉄道主催のイベントです。普段は立ち入ることのできない南栗橋にある車両工場で、見学、体験、グッズ購入など鉄道ファン必見のイベントでした。2020年から新型コロナウイルスの影響で中止されていますが、開催が待ち望まれているイベントです。
東武ファンフェスタ【基本情報】
開催地 | 東武鉄道南栗橋車両管区 埼玉県久喜市北広島1323-3 |
開催時期 | 12月上旬頃 10時から15時頃まで |
入場料 | 無料 |
事前応募イベント | 東武鉄道HPより毎年通知。11月上旬必着でハガキによる申し込みが必要。 <過去のイベント> ・運転シミュレーター体験 ・保守点検等車両の乗車体験 ・SL検修庫内の見学など |
アクセスはこちら
鉄道イベントのため東武線の利用をお勧めします。
南栗橋駅から会場まで徒歩20分程です。南栗橋駅より無料シャトルバスが出ます。バス待ちがかなりの長蛇の列となるのですが、ピストン輸送で次々にバスが来るので待ってた方が早いです。
シャトルバス車内も車体のメーカーや特徴などを運転手さんからのアナウンスがありイベントであることを感じられます。
東武ファンフェスタイベントの内容
東武ファンフェスタ2019年のイベントを参考として、下記イベントが開催されていました。
- 鉄道グッズの限定販売(即売り切れとなります)
- 出展ブース(飲食や自治体、各鉄道会社や企業による出展)
- 体験乗車や訓練所の鉄道シミュレーター操作体験
- 車両撮影会
- 車両工場見学会
- プラレールのジオラマ展示と即売会
- 制服着用体験
- 鉄道保守車両やバスなどの展示
- Nゲージ運転体験等
おすすめポイント
- ファミリーで楽しめる鉄道イベント
- 普段入れない工場を見学し体験までできる
- 普段手に入らない鉄道グッズや東武鉄道の限定グッズが購入できる
- 社員さんの鉄道熱があふれるイベント
東武ファンフェスタ2018
2018年に開催された時の様子です。この年は長男とパパのみでお出かけをしました。
こちらは200系のりょうもうです。普段の赤のラインが入った塗装がまだされていません。
Nゲージの運転体験コーナーでの様子です。運転ハンドルがNゲージ用ではなく本物を使用しているところがいいですね。
行先表示の操作体験なんてのもありました。
工場内には社員さんが撮影した写真が沢山展示されていました。この写真の展示は会場内だけでなく、南栗橋の駅にも展示していました。駅の改札を出たところでは、子どもたちに社員さん手作りの電車のカードを配っていてファミリー層大歓迎のイベントです。
制服を試着して写真が撮れるイベントも開催されていました。日付の入ったパネルは2017年に開催された時の車両展示の並びです。
線路の上を歩くこと自体も新鮮な体験でした。大人は枕木をうまく踏んであるくのですが、ちっちゃな足ではバラスト(石)につまずいて何度もコケます。
車両展示のイベントです。東武鉄道の様々な車両が一同に並んでおり圧巻です。このイベント長蛇の列で結構並びました。12月の外の環境のため寒さ対策は万全にしておくことをおすすめします。
500系リバティと70000系の車両の並びです。ホームから見る車両と線路から見る車両では大きさが違うように見えます。
東武ファンフェスタ2019
この年は家族5人でお出かけをしました。
スカート部分を外したリバティがありました。ある程度開催が決まると展示される(工場で点検を受ける)車両がHPで予告されます。
工場内ではありますが、線路の段差は埋められておりベビーカーも乗り入れ可能です。
工場内では運転台の見学、車両釣り上げクレーンの運転等車両工場ならではのイベントが盛りだくさんです。電車の洗車機の中を通り抜けたり、車輪だけが並んでいるところを見るだけでも楽しめます。
2019年の車両展示の並びはこんな感じでした。毎年少しずつ変わります。
次男はこの頃バスが大好きでした。鉄道に関わる車両の展示をはじめ、東武バスの展示もありました。
帰りは社員さん総出で見送ってくれました。ハイタッチをしてもらいながら帰ります。
まとめ
東武ファンフェスタは社員さんの鉄道愛も伝わってくるようなそんなイベントでした。何より子ども向けのイベントもあり、電車カードなどはしっかり手作り感が出ていてそれもまた良いところでした。鉄道好きの子どもたち(子鉄)にとってはおすすめのイベントです。2022年度からの開催の動向は分かりませんが、開催される日を我が家も待ち望んでいます。